お知らせ
神奈川県川崎市鷺沼公園にて走り方のレッスンを行いました!
いつも体育教室トータルスポーツをご利用いただきありがとうございます。
11月に差し掛かり、新年まで残り2ヶ月を切りました。ついこの間まで暑い日が続いていたのが嘘のように、気温が少しずつ低くなり日照時間も短くなってきましたね。寒暖差や運動不足で皆さん体調の方は崩されていないでしょうか?
スタッフ一同は年中変わらず、皆様に喜んでもらえるような教室を開催するため元気に活動をしていますので、皆様も元気な姿でのご参加を心よりお待ちしております。
神奈川県川崎市、鷺沼公園(さぎぬまこうえん)にてレッスン
鷺沼公園は、田園都市線の鷺沼駅とたまプラーザ駅の中間にあります。
最寄りの駅からは少々歩くのですが、この公園は広いグラウンドとたくさんの遊具があります。またトイレや屋根のある休憩所もありますのでお待ちの間、保護者の皆様にも退屈させない良い公園となっています。
小学生3名のかけっこ、走り方のレッスン
さて、今回は3名でのかけっこレッスンでした。
まず初めにスタッフの自己紹介をし、3名にも簡単な自己紹介をしてもらいました。
その後、お子様同士でコミュニケーションを図るためスタッフ含め名前で呼び合うことにしました。(しっかりと距離を空けるように指示をしています)
今まで、自粛生活で友達と遊ぶ機会が減っていた影響か、同い年の人たちと集まって運動をすることにとてもワクワクしていた様子です。
最初のレクリエーションで一気に打ち解けたのか、開始早々大きい声で笑いながら会話を楽しんでいる姿がとても印象に残りました。
今回、3名のお子様は全員男の子でしたが
3名全員に共通していたのが 「学校で一番足が速くなりたい!」とのことでした。
学校の徒競走で友達に勝てなかったお子さん
リレーの選手まであと一歩だったお子さん
足が速いと学校で人気が出るから人気者になりたい!とおっしゃっていたお子さん
などといった理由から、今回かけっこレッスンに参加していただきました。
早速かけっこ、走り方教室スタート
お子さん達の強い気持ちと熱い眼差しが冷めないうちにレッスンスタートです!
まず初めにグラウンドを1週ジョギングしたのちにみんなで声を合わせて体操を行いました。
スタッフはウォーミングアップのジョギングや普段の歩く姿勢などからその子のクセや身体の動かし方などを大まかにチェックしています。
ウォーミングアップでは、様々な身体の動かし方をスタッフの見本を交えながら行い徐々に温めていきました。
しっかりと身体が温まったら、現状の走りを50m走のタイムを計測してわかりやすく伝えることにしました。
タイム計測の際に、事前にチェックしていたクセや気になっていた点を照らし合わせながらドキドキのタイム計測!
3名のタイムは 「9秒3」「9秒1」「9秒3」でした。
走りを見たところ、3名それぞれ様々な課題がありましたが、3名に共通している点が1点ありました。
3名とも速く走ろうという気持ちが強すぎて余計なところにまで力が入っていました。
俗に言う「力み」や「空回り」と言われると思います。
力が入りすぎてしまうと何が起きるのか
人間は唯一足が地面と接地しています。その足を前後に動かして「走る」という動作になるのですが、足が地面に接地した際に地面から反発をもらっています。その反発を前方向に変えることで「走り」となります。
地面からの反発を上手に利用できると、自分の力だけではない力が働いて身体が前へ進んでいきます。(簡単に説明するとボールを地面に付くと真上にポーンと返ってくるやつです)
足が地面と接地するタイミングで余計な力が入っていると、せっかく得た力が逃げてしまったり、進む力に変換されないことに繋がってしまいます。
そのため、地面接地時に反発がもらえるタイミングで余計な力を入れずに、身体を前に進める動作が必要となってきます。
言葉で説明ばかりでは難しい単語も多く、理解が難しいと思いますので
ポイントを1つ挙げ、わかりやすい動作を交えて走り方のレッスンを行いました。
今回のポイントは、地面からの反発をしっかりする
まず、その場でジャンプを数回してもらい足の接地感覚を覚えてもらいました。
その接地感覚で今度は片足でジャンプ(いわゆるケンケン)をしていただきました。
その際に、3名の動きを見ていると自然と地面から力をもらえるような接地ができていることを確認したので、今度はそれに腕を前に思いっきり振ってみるように指示をしました。
ジャンプで得た接地感覚と、腕を思いっきり前に振るタイミングか合うと不思議なことに身体が勝手に前へと進んでいくと思います。
3名のお子さんたちもタイミングを掴んで、勝手に前に進むのが楽しかったのか、笑顔で動作を行っていました。
この前へと進むタイミングを忘れないうちに再度タイム計測を行いました
結果は「9秒0」「8秒8」「8秒9」と3名全員0.3秒から0.4秒ほどタイムアップをしました!
お子様たちも実際に走ってみて、レッスンをする前と違いがあるか伺ったところ
「動きが変わった!」や「速く走れた気がした!」などといった言葉をいただくことができました。
短い時間で、動きも記録にも効果が現れたためレッスン終了後も喜んで保護者様に話していただけていたのが、スタッフも指導の甲斐があったなと感じたレッスンでした。
このように、トータルスポーツのかけっこレッスンはお子様1人1人のクセを見抜き、短時間でも効果が得られるように指導を致しております。
今回のレッスンでスタッフも多くのことを学ばせていただきました。
特に3名のお子様は、足が速くなりたい明確な理由があったこと
速く走ることを競技とした陸上競技はもちろん、スポーツにおいても今回のお子様たちの
友人やライバルに勝ちたいという目標
リレーの選手になりたいという目標
人気者になりたいという明確な目標
こういった明確な目標や強い気持ちがある選手は、スポーツにおいてこれも重要な才能の一つであると考え、この3名のお子さんの強い気持ちを実現させるべくスタッフも一層やる気が出ました!この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
今回のかけっこレッスンでは走り方はもちろん、子供特有の好奇心を大切に、レッスンではお子様の達成したい目標や、教室へお越しいただいた動機など、様々あるかと思いますが、貴重なお時間を割いてかけっこレッスンへと来ていただいていますので、身体を思い切って動かすことを楽しんで、また来たいなと思っていただけるレッスンにすることがスタッフの役目であり、お子様たちが目標を達成する第一歩なのではないかと考えています。
今回のかけっこのみならず何事にもチャレンジして強くたくましい大人へと成長していく一つのきっかけとなることができたらスタッフ一同幸いでございます。
最後までお読みいただきありがとうございました!