2020.02.11

走り方がおかしいけど、教えられない、、、綺麗に早く走るためには！

いつも体育家庭教師トータルスポーツをご利用いただき誠にありがとうございます。

今回は１１歳の男の子へ走り方レッスンをさせていただきました。

サッカーを習っていて、スポーツに対してあまり苦手意識がない、活発なお子様でした。

お父様からは走るのは遅くないけど、フォームがおかしくて、どうやって直したらいいかわからない、もう少し綺麗に走ってほしいというご要望でした！

挨拶と自己紹介をしてレッスンスタート！

まず初めに準備体操をして、ウォーミングアップで様々な身体の動かし方をおこない、体を温めるのですが、ウォーミングアップから【一本の棒】のように軸を作り、正しい姿勢を意識させて、徐々に身体を動かして温めていきました。

はじめの５０mのタイムを測定したところ【８秒２】でした。

全力ダッシュを見たところ、顎があがってスピードが出るにつれて後ろに体重が乗り、どんどん身体がブレていきました。

 

走り方がおかしい！

気になった点は、

・後ろに体重が乗る

・脇が開いて腕を振り、左右に頭が動く

・腰の位置が少し低い

の三つでした。

 

早く走るための方法は！

・正しい姿勢で少し前傾して走る

・真っ直ぐ腕を振って推進力を生む

・高い腰の位置を保って弾むように走る

今回のお子様は上記のように改善していきます。

 

正しい姿勢で少し前傾姿勢で走ろう！

目線や背筋、重心の位置を伝えて全力で走らずに８０％の力で何本か走るとどんどん体で覚えていき、後ろに体重が乗ることはほとんど無くなっていきました。

前傾姿勢で注意するポイントは上半身だけ前傾して、横からみたら【くの字】にならないように気をつけましょう！

なわとびをすると【正しい姿勢】が身につきます！

 

推進力を生む、真っ直ぐ綺麗な腕振りで走ろう！

次に腕振りなのですが、走る中でいきなり修正は難しいので、その場で腕を振ることから行います。

真っ直ぐ振ること、前はどこから振って後ろはどこまで振るのか、肘の角度や左右のバランス、その場でおこなうと結構みんなできるのです！

その腕振りを意識して短い距離から走らせて、距離を伸ばしていき、最後までフォームを崩さないように走れるようになっていきました。

肘が伸びたり、肘を曲げ過ぎたりの腕振りは力が出ないので気をつけましょう！

 

腰の位置を高くして弾むように走ろう！

腰の位置に関してですが、腰が低いとベチャベチャ走りで接地が長く重い走りになってしまいます。

何故腰を低くして走ってはダメなのかということをお子様に伝えて、良い腰の位置と悪い腰の位置を本人にもわかっていただき、ミニハードルを使用して腰の位置を下げずに走る練習をおこないました。

次に３０mを走る前にジャンプや腿上げをおこなって腰の位置を思い出す動きをおこない、前に弾むような走りになりました。

 

綺麗なフォームでタイム測定！

腕の振り方や走っている姿勢など全体的にフォームが綺麗になり、５０m走で最後までまとまった走り方になったと感じました。

最後の５０mのタイム測定では【７秒７】になりました！

全く変わったフォームにお父様も驚いておられました！

話を真面目に聞く男の子だった為、レッスンもしやすく、全て答えを教えずに、お子様に少し考えされる時間を与えながら、自分自身で答えを導き出すようなことをとりいれてレッスンおこないました。

そうしたお陰でお子様が、走り方に対してきちんと理解して、フォームが綺麗になった為、お子様にも自信がつき、学校でのかけっこや習い事のサッカーをもっと頑張れそうだとおっしゃられました。

本日もありがとうございました！

 

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