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ボルトの走り方と子供のかけっこ! わかりやすく解説!

いつもトータルスポーツをご利用いただきありがとうございます。

本日は現世界記録保持者ウサイン・ボルト選手をもとに走り方の基本について掲載させていただきます。

トータルスポーツでは、50mの計測を行った後に、腕振り・姿勢・接地・脚の回し方・力の出し方・スタートダッシュ・最後に50mの計測をかけっこレッスンではおこなっております。

普段おこなっているレッスンの内容を元に、ウサイン・ボルト選手の走り方と子供の走り方を比較しておりますので、ご覧いただければと思います。

 

〜第一章・腕の振り方の違い〜

小学生・未就学児によくみられる走り方ですが、肘が伸びる・腕を前だけで振るなどが見られますが、一番多くみられるのが脇が開いて横に腕を振る動作です。

保護者の中には走り方がおかしいなどの相談も多く受けます。

 

ボルト選手の腕振り!

掌をパーにし、前の手は折りたたむようにします。前にきた手の指先が顎より上にくることはありません。

顎のラインで腕を止めることによって、肘は前に出過ぎることもなく、前だけで腕を振る動作にはなりません。

次に特徴的なのは肘をしっかり引くことです。これは、前に進もうと前傾している身体に対してバランスを保っていることになります。

小学生でも見られるのは、早く走ろうと頑張るがあまり、とにかく前のめりに走ってしまいます。

そして素直な子供たちは、腕振りも前で振ることが多くなり、肘を引かないため脚が流れる原因になり、転倒してしまうことも多いのです。

肘をしっかり引くことで、バランスが保たれ膝が上がってくるというメリットもあります。

前から後ろに腕を引く時、腕を1度垂直に下ろしながら後ろまで持って行き肘が90度になるように曲げます。

そうすることによって遠心力が生まれ、体が前に加速していき推進力が生まれます。

腕振りは早く走るためには必要な動作なのです。

足の早い子供によく見られるのが、この動作です。

これは、筋力がなくても早く走るコツとして取り上げられている技術です。

次に後ろで曲げた腕を前に持ってくる時ですが、垂直に戻すことはなく掌が腰の辺りを通過して前に持ってきます。

顎のラインまで最短距離で持ってくるのには理由があり、前から後ろに腕を早く振る為・バランスを取る為です。

円を描くように腕を振る事でより早く腕を振ることができ、より大きな遠心力を使えることができます。

早く走る走り方の一つとしてまず腕を振ることから直していきましょう。

 

 

〜第二章・姿勢には大きな違いが〜

次は姿勢の違いについてお話ししていきたいと思います。

よく走る時は良い姿勢と言われることがありますが、「なんでなんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

良い姿勢で走るのは、足が早くなるメリットしかないんです。

地面に伝えた力が返ってきやすくなる反発力や膝が上げやすくなること、腰が引けてたような動作がなくなり脚が前に出やすくなるなどあります。

 

ボルト選手の姿勢!

子供達の多くは前のめりに突っ込み気味で、お尻が引けているようにして走ります。

そのため脚は前に出ずらく、膝をあげても顔が下がっているため、あがっている様に見えてしまいます。

そして、脚が後ろの方に流れてしまうといった動作が見られます。

これは膝や腰に負担がかかる走り方であり、何より疲れやすい走り方なのです。

ボルト選手の走り方は、頭が下がっていない為、姿勢が良く、お尻が引けているような姿勢になっておりません。

姿勢が良いため、膝は腰の位置まで前の方に高く上げられ、後ろに引いた腕とのバランスも取れています。

地面からの反発をもらえるため、膝や腰に負担がかからない走り方であり、短距離走において疲れない走り方を身につけるとができます。

補足をしますと前傾姿勢と前のめりの違いですが、前傾姿勢とは【一本の棒】を倒したような姿勢のことをさし、前のめりはお辞儀をした時の状態のことを示しています。

この姿勢の違いが、走るときに早いか遅いかの大きな違いになってきます。

 

〜第三章・接地のつき方と脚の回し方〜

子供に多い接地の仕方は、踵をついてつま先に抜けていくベタベタ接地がとても多いです。

他には脚の裏全体をつくフラット接地、そしてつま先接地があります。

子供達の中には膝や足首が、進行方向に向かないО脚の接地をする子供もおられます。

良い接地をしていないとそれに起きるデメリットがあります。

ブレーキをする動き、脚が流れる動き、腰が落ちてしまう動きなど、腕振りや姿勢意外に、接地というのは地面に触れているとても重要な部分であり、何より正しい走り方ができないと怪我の外傷を作る原因になりやすいです。

しかし、この接地の方法を変えるだけでブレーキや足が流れるといった動きや正しい接地の仕方により怪我のリスクも減ります。

そしてよりスムーズに脚が回転し前に進むことができます。

 

ボルト選手の接地!

ボルト選手はスタートダッシュの時と体を起こしてからゴールするまでの接地が異なっているのです。

スタートダッシュをしてる時の接地は主にかかとが上がり母指球のラインで接地しています。これは、サッカーや野球などの習い事をしている子供に多く見られる接地であり、足を速くする走り方の1つで、小学生で早く走れる子はみんなスタートダッシュの時この動きができています。

しかし、ゴールまでこの動きで行ってしまうと、体が起きても足は流れており、ブレーキ動作も多くなってしまいます。

かけっこ教室にお越しいただくお客様の中にもこういった子供は多く見られ、正しい走り方を教えて下さいといったご相談が多くあります。

では次に身体を起こしてからゴールするまでの中間走ですが、ボルト選手の接地はフラット接地に近い動きでした。

「近い動き?」「フラットじゃないの?」と疑問に思われた方もいると思います。

なぜその様な言い方をしましたかというと、フラット接地の様に乗り込むけれど、かかとは1センチ〜2センチ浮いており、最初に接地する箇所は脚の裏の真ん中辺りから母指球にかけて接地をしております。

これは体が、脚の裏の全体に乗り込もうとしなければできない接地であり、頭が下がっていたり、脚が流れている様な動作ではすることができません。

良い姿勢と良い腕振りが出来て初めて乗り込む様な動作に繋がります。

それによって起きるメリットがあり、地面に接地した脚がかえってくる様になります。

脚が流れることもなく、膝は腰の位置まで前の方に高く上げることができ余裕も生まれます

 

〜最終章・早く走るには〜

今回は子供の走り方とウサイン・ボルト選手の走り方の比較で、腕振り・姿勢・接地の3つを取り上げて書きました。

早い人の走り方をするためには、上半身と下半身の連動性が必要不可欠です。

良い姿勢を覚えて前傾姿勢をおこなうことで、力を使わずにスムーズに走ることが大切になってきます。

これは、短距離走、中距離走(800m、1500m)、長距離走、マラソンでも走る時に大切なことです。

長距離やマラソンの様な持久走では、効率的な走り方や体力が持つ走り方など、より疲れにくい走り方をしますので、また短距離走とは走り方やフォームは違ってきます。

私たちトータルスポーツでは、早く走りたい、綺麗に走りたい、かっこいいフォームで走りたい、走り方がわからないなどのお客様のお声に答えて、より分かりやすく噛み砕いた教え方を大人子供含めて提供しており、子供達1人1人に0、1秒でも足が早くなって欲しいという願いのもと活動し、日々模索して研究しております。

お子様1人1人丁寧に教えることで、足が早くなったと実感していただき、自信を持っていただくことで、成長の糧としてもらいたいと思っております。

ご覧いただきありがとうございました。

ご質問など何でもお気軽にご相談ください。

今後もトータルスポーツをよろしくお願いいたします。

 

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